エンド・リ・エンド読んだ
いつかのキンドルセールでエンド・リ・エンドってラノベを買ってた
エンド・リ・エンド1 退屈で無価値な現実から、ゲエム世界へようこそ。<エンド・リ・エンド> (角川スニーカー文庫)
- 作者: 耳目口司
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: Kindle版
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内容を三行で説明すると
悪魔「僕と契約してギャルゲーの世界に入ってよ」
主人公「おk」
悪魔「あ、お前みたいにギャルゲーに入ってるヒロインと結ばれないとゲームオーバーな」
って話。ゲームオーバーってのは元の世界に戻りますよ、でもってお前はそこで灰色の生活で毎日病院のベットの上だったよねと
そんなラノベでありがちな話なんだけど結構エグい。ヒロイン以外はNPCヒロインでNPCヒロインたちを攻略してしまうとゲームオーバー。告白を断っても今後の学校生活を送らなければない、部活で毎日顔を合わせることになる。相手の好意を感じながらもそれには答えられないっていう葛藤。きつい
以下ネタバレ含む
主人公はやっと体験できた普通の学校生活を楽しみたいのだけれど、悪魔はそれじゃ面白く無いですよねって色々邪魔してくる
NPCと判明している幼馴染キャラに告白されて逃げても、笑顔で毎日朝ごはん作りに来てくれる。幼なじみ特性で好感度が下がらないという特性。もちろん気まずさが漂っているし、妹は同席して牽制しあう
2巻では妹に告白される。しかし、妹はNPCが確定していて主人公はそれに答えられなかった。結果妹は最初から存在しなかったことになった。こわいね。幼なじみヒロインの親友(元気っ子)からも告白される(ラノベで元気っ子の本気の告白シーンって珍しいと思う)こっちもNPC確定していて断ることになる。 それでも部活で会うことになるから気まずい空気流れるね。お互いなかったことを装うけどつらい
イチャイチャのラブコメ読みたいよー。で読むと痛い目をみるラノベだ。そういう所いま流行りのあれっぽい流れ
根本的構造として、相手が決まっているのは恋愛といえるのか? なんかそんなところは後にテーマになりそうではある。後出し気味のルールもあるのでなんだかんだ幼なじみ復活もありそう
同時期に「救ってもらっていいですか?」が話題になっててこっちに注目されなかったのもったいなかった
ってことでおすすめ